概要
従来使用していたジョブ管理ツール(ジョブスケジューラ)を他社製から「LoadStar Scheduler」へ乗り換え、スケジュール移行を行いました。
その結果、大幅な運用コストの削減とジョブ運用管理業務の属人化の解消を実現しました。
この事例では、その過程と得られた成果についてご紹介します。
事例先のお客様
企業名:株式会社ライトウェル様
エンドユーザー:製造業 大手(グループ全体約7,000名) A社様

課題
以前まではジョブ管理ツールとして、他社製のソフトウェアを利用しておりました。
しかし、ライセンス体系が複雑で保守費用も高額という課題がありました。
さらに、ジョブ管理ツールの製品としても操作や設定が複雑であるという問題がありました。その結果、ジョブの運用管理業務が経験やスキルの高い特定の要員に依存するようになってしまい、ジョブの運用管理が属人化して業務効率が低下していました。
解決策
基盤リプレイスをする際にジョブツールの選定も改めて実施を行いました。
その結果、シンプルでわかりやすいジョブ管理ツールの「LoadStar Scheduler」を採用いただきました。
以前のジョブ管理ツールでは、サーバが約200台、約500のジョブを登録し運用していました。
ジョブ管理ツールの乗り換えにあたり、ジョブ定義の移行を行う必要があったのですが、「LoadStar Scheduler」のCSVファイルからジョブ定義をインポートする機能を利用し、以前のジョブ管理ツールからジョブ定義をスムーズに移行することができました。

成果
以前のソフトウェアと比較し、ランニングコストは約40%削減することができました。
また、ジョブの設定や状況確認のオペレーションがわかりやすく簡単になったことで、経験の少ない運用エンジニアでもジョブの運用管理を行うことが可能となり、業務における属人化を解消することができました。
まとめ
「LoadStar Scheduler」への乗り換えを行ったことにより、ランニングコストの削減、ジョブ運用管理業務の属人化という2つの課題を解決し、お客様情報システム部門にて業務負荷低減と運用の効率化を実現することができました。
スケジューラLoadStar Scheduler株式会社ヴィンクス |
記事提供元
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