LoadStar Scheduler

概要

LoadStar Scheduler(ロードスター スケジューラー)は、システム運用管理者による視点で開発されたジョブ管理ツールです。
「運用担当者に使いやすく」をコンセプトに、実際の運用担当者が設計・実装を行い、必要な機能を無駄なくシンプルに実装しています。
運用コストが他社製品より低く(条件によっては1/4以下)、ジョブ管理の運用コスト削減を実現します。

特徴

マニュアル不要・直感的な操作感

ドリル方式によってジョブ登録ができ、簡単にシステムの構築・設計が可能です。また管理画面上のジョブアイコンをドラッグ&ドロップするだけでジョブ操作が可能であるほか、表示されている画面の項目にマウスを合わせるだけで説明が表示されるので、経験の少ない運用エンジニアでもマニュアルなしで設計・運用が可能となっています。

マニュアル不要・直感的な操作感

わかりやすいジョブステータス

シンプルかつ直観的な分り易いインターフェースにより、リアルタイムでジョブステータスが把握できるのでスケジュール管理が簡単に行えます。

ジョブステータス

充実したジョブと登録のチェック機能

システムの仕組みや仕様を解析し要素技術を明らかにするリバースエンジニアリング機能の提供により、スケジュールの論理矛盾やジョブ実行先のサーバの存在確認など登録内容を事前に確認できるようにすることで試験工数の大幅な削減が可能です。

充実したジョブと登録のチェック機能

シンプルなライセンス体系

従来の有償製品の場合、その多くはOS種別やCPU/コア数に応じたライセンス提供となっておりますが、LoadStar Schedulerはサーバ環境に依存せずインストールするサーバ台数に応じたライセンス体系となっております。

シンプルなライセンス体系

機能

管理
ユーザ登録・権限設定、エージェント登録・状態確認、システム環境の設定を行うことができます。例えばシステムの基準時刻の設定や、実行履歴の保存期間設定、DBバックアップ設定やログ出力などがGUIにて操作が可能です。
ジョブ設定
ジョブ登録や、ジョブの実行設定が行うことができます。ジョブ登録では、様々なチェック機能が働き効率的なジョブ登録が可能で、また設定した定義データを有効にするための「コミット」処理を行うことができます。
スケジュール設定
LoadStar Scheduler Mamagerが持つマスターカレンダー以外に複数のカレンダーが登録でき、ジョブネットに任意のカレンダーを設定が可能です。またジョブやジョブネットには様々なサイクルでのスケジュール設定が可能です。
情報表示
階層形式、フロー形式でジョブ状況が表示されます。またこれまでに実行したトップジョブネットが過去どのような結果であったかについても、実行世代一覧にてワンクリックで確認することができます。また特許取得の「ジョブ進捗インジゲータ」により、ジョブの開始時間・終了予測時間が確認することができます。
監視・通知
ジョブネット、ジョブが開始または終了した際にポップアップメッセージにて通知が可能です。またジョブまたはジョブネットの遅延監視(開始遅延/終了遅延)も可能で結果はログに出力されます。これらログを監視することで、例えばZabbixといった監視システムとの連携が可能となります。
インポート・エクスポート
ジョブやカレンダーといった定義情報をはじめ、ジョブの実行履歴や実行予定等をインポート・エクスポート(CSV形式)することが可能です。インポート・エクスポート機能については、LoadStar Schedulerの標準機能として提供されます。

構成イメージ

LoadStar Scheduler 構成イメージ

システム要件

本番環境としてご利用いただく場合のLoadStar Scheduler Managerサーバの推奨スペックは以下の通りとなります。推奨スペック環境でのジョブ実行上限は「7万ジョブ/1日」を指標値としています。
同時実行ジョブ数や実行するジョブ内容によりサイジングは異なります。
詳しくは弊社もしくはLoadStar認定リセラーへお問い合わせください。

LoadStar Scheduler Manager ハードウェア(Manager version:V1.8.0)
  • CPU:x86-64アーキテクチャ 2.0GHz/4コア以上
  • Memory:12GB以上
  • Disk:200GB以上

動作環境

LoadStar Scheduler Manager
対応OS
Red Hat Enterprise Linux/CentOS 7.x 64bit
必要とするミドルウェア
MariaDB 5.5.x
Apache 2.4.x
Tomcat 7.0.x
OpenLDAP 2.4.x
JDK 1.8.0_x
LoadStar Scheduler Agent
対応OS
Windows
Windows Server 2012 64bit
Windows Server 2012 R2 64bit
Windows Server 2016 64bit
Windows Server 2019 64bit
LINUX
Red Hat Enterprise Linux/CentOS 6.10 32bit/64bit
Red Hat Enterprise Linux/CentOS 7.x 64bit
Red Hat Enterprise Linux/CentOS 8.0~8.4 64bit
他にも対応可能なOSはございます。お気軽にご相談ください。
クライアント(管理PC)
対応OS
Windows 10
ブラウザ
Google Chrome
※ 記載されている動作環境に関する情報は、2022年10月時点の情報です。 ※ 最新の情報につきましては、弊社担当営業までご確認いただけますようお願いいたします。

参考価格

LoadStar Schedulerの価格は、コア数に依存しない価格設定となり、インストールする台数分お求めいただく必要がございます。

【ライセンス】
  • LoadStar Scheduler Managerライセンス:80万円
  • LoadStar Scheduler Agentライセンス:6万円
【年間保守サポート】
  • LoadStar Scheduler Manager年間保守サポート:20万円/年
  • LoadStar Scheduler Agent年間保守サポート:2万円/年
<特記事項>
  • 上記価格は、IAサーバ向けのご参考価格となります。(その他サーバ向けの参考価格はお問い合わせ願います)ライセンスは、CPUコア数には依存いたしません。
  • 記載内容は、予告なく変更する場合がありますのでご了承ください。
<ご参考>
  • LoadStar Scheduler Managerが冗長構成の場合には、LoadStar Scheduler Managerライセンスは2式必要となります。
  • LoadStar Scheduler Manager用の試験・開発環境にもLoadStar Scheduler Managerライセンスが必要となります。
  • LoadStar Scheduler Agentライセンスは、インストール台数分のライセンスが必要となります。