概要
Webclipleは、刻一刻と変化するWeb画面を自動で一定間隔にスクリーンショットを撮り、画像をクラウドにアップロードするソフトウェアです。
画像は同じファイル名で上書きされるため、常に最新情報のコピーが画像データで保存されており、その画像を専用のスマートフォンに表示させたり、リンクを別のサイトに貼り付けることや、デジタルサイネージ、パワーポイント貼り付けた画像を自動で更新することもできます。
特徴
Webシステムの画面に表示される情報は常に最新の情報ですが、それを見るにはオンライン状態のブラウザが必要で、社外からリモートアクセスで接続するのはハッキングのリスクも伴います。
一方、画像はオフライン状態でも見ることができ、パワーポイントに貼り付けたり、ホームページで公開することやデジタルサイネージに表示することもできますが、保存されたときの状態のままで、最新の情報とは限りません。
このWeb画面と画像という、いずれも人間の視覚に対応する情報のデメリットを相互に補完して、情報の可用性を広げるために開発したのがWebclipleです。
Web画面を自動でスクリーンショットを撮り、それを同名上書きで保存し、その動作を一定間隔(最短1分)で繰り替えすことで、最新のWeb画面のコピーが画像として常に保存され、それを外出先のスマートフォンで写真のように見る、ホームページで公開する、デジタルサイネージやパワーポイントで表示するといった使い方で、Webシステムの安全性を確保しつつ、画像情報が古くならないように自動更新できます。
例えば、Web画面をコピーしてパワーポイントでの資料作成をするルーチンワークを自動化するのに利用できます。BIツールなどでビジュアル化されたデータを使って会議をする際に、毎回おなじ画面からコピーしているような作業もWebclipleの自動スクリーンショット機能とパワーポイントプラグインを使えば、瞬時に過去に貼り付けた画像を最新の情報に張り替えてくれますので、会議資料を作成する時間が不要になるだけでなく、刻一刻と変動する数値もリアルタイムに更新して会議を進行できます。
機能
- Web画面の自動スクリーンショット(画像変換)
- クラウドのWebアルバムにアップロード
- 専用ビューワー(スマートフォンアプリ)
- 画像リンク生成(別のサイトやデジタルサイネージで表示)
- パワーポイントプラグイン(画像の自動入れ替え)
構成イメージ
動作環境
- OS
- Windows 7/8.1/10
- CPU
- x86 および amd64(x64) デュアルコア 2GHz以上
(ARM版のWindowsはサポート対象外) - ディスクの空き容量
- 約150MB以上
- メモリ
- 4GB以上
- 解像度
- 1366×768以上
- グラフィックス・ビデオ・メモリー容量
- 2GB以上
- その他
- インターネット接続