概要
テープバックアップに代わるD2Dバックアップソリューション
IBM i のファイルのバックアップをPCのディスク上に取得する、極めて安価な高速バックアップソリューション。テープハンドリングが不要になりバックアップオペレーションの自動化を実現します。SAVLIB, SAVOBJコマンドが有効なデータであれば、全てがバックアップ対象です。
- IBM i のファイルのバックアップをPCのディスク上に取得するため、極めて安価にしかも高速にバックアップ可能
- テープハンドリングが不要になりバックアップオペレーションの自動化を実現、SAVLIB,SAVOBJコマンドによりバックアップを取得可能な全てのデータに対応
- IBM i のコマンドからでも、PCからでも操作可能
- J-SOXで要求される暗号化を実行しバックアップ可能
- 極めて高い圧縮技術により、1/5から1/20にデータを圧縮してバックアップ可能(対象のオブジェクトやデータ内容により圧縮率は変動します)
- 途中にワークファイルをIBM i 上に作成することなく、そのままPCにバックアップを作成するため、IBM i に新たなディスク装置は不要
特徴
- テープのかけかえオペレーションが不要。また、メディア費用も削減
- テープバックアップは、i-oエラー発生の確率が高く、ディスクの方がはるかに高い信頼性でバックアップを実現
- バックアップの世代管理が可能
- 暗号化しながらバックアップを実行
- データを圧縮化してバックアップを作成(暗号化と圧縮化を同時実行も可能)
- PCディスク上のバックアップデータを、DVDなどの媒体やクライアントPCにコピーすることも可能で、ポータビリティが格段に向上
- データ圧縮されているので、遠隔地でのバックアップも可能
機能
- SAVLIB, SAVOBJコマンドによりバックアップ取得可能な全てのIBM i のデータをPCのディスク上に取得(ユーザーライブラリ、システムライブラリ、IFS、DLO等)
- IBM i のシステムライブラリのバックアップをDVDとしても取得可能
- 高い圧縮率でデータをPC上に保管
- 別フォルダ、別マシンへのデータのセカンドコピーも可能
- メール通知機能により、保管結果の確認・ディスク容量管理も容易に実現
機能の詳細
- IBM i上のファイルやオブジェクトのバックアップをPCディスク上に作成
- PC上のバックアップからIBM i への復元
- SAVLIB,RSTLIB,SAVOBJ,RSTOBJ コマンドをサポート
- バックアップの世代管理
- データの圧縮、暗号化およびその双方でのバックアップ作成および復元
- バックアップデータを他システムに転送(MT to MTコピーの概念)
動作環境
IBM i : V6R1以降
Windows :
Windows Server 2008 / R2(各Edition)32bit/64bit
Windows Server 2012 / R2(各Edition)
Windows Server 2016(各Edition)
Windows Server 2019(各Edition)
参考価格
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