概要
Power Systems向けウイルス対策ソリューション
「Power Systemsはウイルス感染しない」それは過去のお話です。Power Systemsのオープン化が進んだ昨今、Windowsフォーマットと互換性のある統合ファイルシステム(IFS)がウイルスに感染します。
Powertech Anti-Virusは、IFSをウイルスから保護するPower Systems向けウイルス対策ソリューションです。
特徴
- Power Systemsのためのアンチウィルスソリューション
- McAfee社提供の最新のウイルス定義、スケジュール機能でスキャンと定義更新を自動化
- Windowsフォーマットと互換を有する統合ファイル・システム(IFS)領域をウイルス感染の脅威から保護
- 世界1,000ライセンス以上(国内約100ライセンス)の実績
機能
Power Systems(AS/400)向けウイルス保護ツール “Powertech Anti-Virus”
ここ数年法人企業を標的にしたウイルスが急増しています。Power Systems(AS/400)は無縁とされていましたが、Windowsフォーマットと互換性のあるIFS領域は、ウイルスに感染する危険があります。
Powertech Anti-VirusはIBM Power Systems上のIFS領域へ感染するウイルスを検出し、削除します。
ウイルスの定義はMcAfeeから自動的に最新の定義をダウンロード、スキャン及び定義更新はスケジュール機能により自動化できます。
何故、IFS領域はウイルスの感染の危険性があるのか
IFS領域はPCドキュメントをはじめ、Notesのメールデータ、インターネットからのダウンロード・ファイル等が存在=常にコンピュータ・ウイルスの進入の危険性有り
IFS領域を利用する機会が増えている反面、「Power Systemsはウイルス対策不要!」と考えるということはコンピュータ・ウイルス対策のない無防備なままで利用していることと同じです!
IFS領域であっても「QIBM」を含む多くのIBM提供のフォルダーやファイルが存在しますので、ウイルスの脅威は確実に存在するのです。
このようなPower Systemsユーザー様は特に推奨いたします!
以下、IFS領域が使用されるテクノロジー
- TCP/IP
- Domino
- WebSphere
- iSeries Access for Windows
- iSeries Access for Web
- PHPアプリケーション
- Javaなどを含むユーティリティ など
これらの環境があるPower Systemsに対してのウイルス対策は必須です!
もちろん、これらの環境でないユーザー様でも下記の事例には無関係ではありません!
何かが起きてからでは手遅れですのでウイルス対策は急務です。
【Power Systems(AS/400)ウイルス脅威事例】
Power Systems(AS/400)がネットワーク上で、悪意あるソフトのホストとなり、慢性的ウイルスのアウトブレイクを 発生させてしまいました。Power Systemsの保護が十分でない結果、Power System以外の環境へも、 継続的かつ経済的損害の大きい不稼働期間を作ってしまいました。
構成イメージ
動作環境
- IBM i V7R2以上
参考価格
- ライセンス 150万~ ※別途保守料金(ライセンス 25%)
- サブスクリプション 90万