概要
Apptioは、すべてのテクノロジー投資からビジネス価値を創造するために必要となる、テクノロジー財務管理、クラウド財務管理、およびエンタープライズアジャイルプランニング ソフトウェア製品のファミリーを提供しています。
特徴
- Datalink
- インテリジェントコネクタを使用して、350 を超えるソースからのデータの取り込みを簡単に自動化します。定期的にデータを取り込み、コネクタがアップロードを完了したときにアラートと通知を受け取るように、コネクタをスケジュールします。
- Apptio TBM Unified Model(ATUM)
- グローバル標準のベストプラクティスであるテクノロジービジネスマネジメント(TBM)の実装によって、ATUMというTBMタクソノミー/分類法を活用し、企業財務コストデータとITおよびビジネス製品およびサービスのデータを結び付け、管理することが可能になります。
- Apptio BI
- Apptio BIは、貴重な最適化機会を特定し、企業戦略に基づく目標状況を明らかにし、戦略実現を支えます。ビジネスにとって重要な分析を共有することで、より迅速に賢明な意思決定を行うことができます。
- コメントとコラボレーション
- コメント、@メンション、通知を通じて、関係者にデータやレポートに関するタイムリーなフィードバックと分析を提供できるようにすることで、プラットフォームを離れることなく議論や意思決定を可能にします。
機能
Datalink(350を超えるソースシステムからデータを取り込んで構造化)
- 一般的なベンダーに対応する何百ものインテリジェントコネクターを活用する
- 組織内に多数存在するデータソースからのデータをApptioに統合し、データをクリーンで正確で最新の状態に保つために手作業で行っていた検証業務の時間を省きましょう。Windows Serverファイル、SQL Server、ファイルサーバー、RESTサービスなど、ほぼすべてのデータソースに対し、カスタムコネクターを簡単に作成できます。
- スケジュールされたアップロードにより、データを常に新鮮に保つ
- 毎月、毎週、または毎日データを自動取得してアップロードするようにコネクターをスケジュールできます。アップロードをスケジュールすることで、データを新鮮に保ち、アップロード処理中にヒューマンエラーが発生するリスクを排除できます。
- アップロードアラートを設定し、リソースの優先順位を適切に判断
- アラート通知を設定して、ユーザーにデータアップロードのステータスと完了を通知できます。アップロードアラートを使用すると、データの抽出やApptioモデルへの統合準備などが行われている間、ユーザーは他の重要な財務管理業務に集中できます。
Apptio TBM Unified Model(ATUM)(データ ソース、配分戦略、KPI に関するベスト プラクティスを採用)
- データ:何を集めるか
- Apptio の ATUM ベースのアプローチは、既存のデータ ソースをいくつか使用してシンプルにスタートし、新しい豊かなデータ セットを徐々に取り込んでいきます。ATUM は適切なソースデータ列を統合し、データを標準形式に揃えます。
- タクソノミー:整理方法
- ATUMは、各社のコストを、何百社というApptioユーザーや何千というベンチマーク対象企業で使用されている一般的な用語に合わせます。この用語をApptio製品にネイティブに内蔵することで、Apptioはコストの分類をルールの対応付けによって自動化しつつ、必要に応じてカスタマイズや拡張もできるようにしています。
- モデル:計算方法
- ATUMの事前定義済みの配分ルールは、コストを消費要素に割り当て、運用データに従ってコストを重み付けします。シンプルな配分からスタートし、徐々に洗練された方法を採用していきます。
Apptio BI(最も重要なデータを把握)
- 包括的なレポート
- Apptio BIでは、新たなレポート作成においても設定不要テンプレートの活用ができ、迅速に可視化を実現し、短期で価値を実感いただけます。影響の大きい重要な指標レポートを即座に作成でき、データドリブン型での意思決定をこれまで以上に容易にします。
- インサイト
- 重要性が高く、是正すべき領域を明らかにし、迅速に対処のためのアクションに移すことが可能になります。Apptio BIでは、モニタリング基準を自由に選べます。データのなかから、コスト/リスク削減や生産性の向上に取り組むべき領域が把握できたら、アラートを受け取る設定が可能です。
- アクションプラン
- アクションプランを作成して、対策の実行状況も一元管理することができます。エグゼクティブダッシュボード上で、オーナー、ターゲット、スケジュールを割当て、すべてのアクションにおける進捗を追跡します。
コメント&コラボレーション(システムを離れることなく、多彩なコンテキストで明確化)
- IT支出に関する意思決定を製品内でのコミュニケーションを通じて促進
- Apptio内で関係者全員に発言する場を提供し、レポートやビジュアルに対してコンテキストやインサイトの形で関連情報を追加できるようにします。関係者はコメントによって会話にすみやかに加わり、データの背後にあるコンテキストを解き明かすことができます。
- @メンションと通知を使用して注意を集め、タイムリーな分析を促進
- @メンションを活用して組織全体で関係者の参加を促進しましょう。@メンションでタグ付けされた関係者には、関連する会話について知らせるメール通知が届きます。情報を確実に伝え、それをもとにイニシアチブの前進に必要なコンテキストを提供できます。
動作環境
下記URLよりご確認をお願いいたします。【IBM公式サイト】Software Product Compatibility Reports
https://www.ibm.com/software/reports/compatibility/clarity/
参考価格
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事例紹介
導入事例は下記をご覧ください。
https://www.ibm.com/jp-ja/products/apptio