Valence App Builder

概要

Valence App Builderは、IBM i モダナイゼーションスイート製品 Valenceの中心機能として、IBM i Webアプリの超高速ローコード開発を実現します。Web・モバイルアプリを思いのままに構築が可能です。

特徴

  • 基幹システム構築に必要な入出力・更新・照会系アプリをほぼノンコーディングで実現
  • 追加ロジックが必要な場合は、使い慣れたRPGコーディングだけで対応
  • 画面は、自動的にレスポンシブ化されるため、すべてのスマートデバイスで即座に利用可能
  • 追加のWebサーバーを導入することなく、IBM i だけでWebアプリケーション稼働環境を構築

機能

超高速開発で ここまでできる! - 更新/照会/モバイルまで -

基幹システム 入力業務画面
IBM i 基幹システムの入力業務画面が、ほぼノンコーディングの超高速開発により、Webアプリに生まれ変わります。複雑な業務入力系Webアプリ構築には、簡易開発手法ではなく高度なスキル習得が必要、という常識をくつがえします。
Valence App Builder 受注入力
優れたUIの照会画面
App Builder には、表、グラフ、地図などの優れたUI 部品が用意されており、これらを利用するだけで、ビジュアルな照会画面が簡単に作成できます。
活用例 1 キオスクモード

入力操作無しで、画面が一定時間毎に切り替わるので、IBM i 基幹データをリアルタイムでモニターできます。

利用例:生産情報(工場)、配送・配車(物流)など

Valence App Builder キオスクモード
活用例 2 経営ダッシュボード

経営分析に必要なグラフや数値を一覧で表示します。IBM i からビジュアルな情報を簡単に提供できます。クロス集計(ピボットテーブル)にも対応可能です。

Valence App Builder 経営ダッシュボード
モバイル端末での利用
構築アプリは、画面サイズが自動調整されるレスポンシブ対応。モバイル端末の種類にかかわらず、そのまま利用できます。

利用例:工場・店舗でのタブレット入力システム、営業担当者向けスマホ情報照会システム

Valence App Builder モバイル端末

構成イメージ

Valence App Builder 構成イメージ
  • IBM i に標準装備されているIBM HTTP Server を使用します。
  • Valenceにログインすると同時にIBM i 環境にログインします。
  • 開発したアプリは、全て IBM i 上に保管されます。
  • Valenceのメインプログラムから別のRPGプログラムを呼び出して利用できます。

動作環境

IBM i(AS/400)

V6R1 以降 100MB以上のディスク空き容量

HTTPサーバー

IBM HTTP Server

クライアント(実行環境)

Google Chrome、Safari、Firefox
WebKitベースのモバイルデバイスのブラウザ

クライアント(開発環境)

Windows7以降またはMacOSのPC
※ 最新の情報につきましては、弊社担当営業までご確認いただけますようお願いいたします。

参考価格

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