概要
X-Analysisは、IBM i システムの継続的な運用と近代化を支援するアプリケーションリソース解析ツールであり、後継者問題の解決に貢献します。
このツールは、アプリケーションの構造を可視化し、また強力で直感操作可能な影響分析機能で次世代のエンジニアが容易に仕様調査できるようにすることで、スキルの継承を支援します。
特徴
- IBM i の長い歴史にわたるシステム資産の種類を問わず、オブジェクトとソースコードの両方を解析
- 変更があった際の影響範囲を迅速に特定
- 直感的な操作によるアプリケーションの可視化
- マウス操作によるドリルダウン分析
- ソースコードの解読支援機能
- 熟練のRPGエンジニアと若手エンジニアの間のスキルギャップを埋める機能群
機能
- 強力な影響分析機能による変更箇所の追跡
- リレーショナルデータモデルの自動抽出
- データフローやフローチャートなどのグラフィカルなドキュメントの自動生成
- ビジネスルールの抽出
- コードの複雑性と品質測定
- RDi(Rational Developer for i)との機能連携(※RDiの導入が無い場合でも単独利用可能)
X-Analysisは、IBM i のアプリケーション保守作業の生産性と正確性を劇的に改善し、技術者不足やブラックボックス化されたシステムの問題に対応するソリューションを提供します。
また、全世界で5,000社以上の導入実績があり、その効果は実証されています。
構成イメージ
動作環境
サーバー
- IBM i OS V7R1以上で当該のJava Toolboxが稼働しているIBM i への接続
- X-Analysisのインストールに必要なIBM i HDD空き容量:約3GB
クライアント
- Windows10 以上が稼働しているWindows PC
- IBM Rational 製品群を使用する場合は 2GBのメモリー、Eclipse 4.2以上を使用する場合は1GBのメモリー
- IBM i へのTCP/IP接続
- MS Office2007以上(ドキュメンテーションを使用する場合)
- Visio 2007 以上、Open Office Draw(Flowchartを出力後編集する場合、出力後閲覧のみであればVISIO Viewerで動作可能)
参考価格
- 国内標準価格 495万円~(マシンクラス、製品構成により変動)
事例紹介
- 海外(https://freschesolutions.com/success-stories/)
- 国内(銀行、製造、運輸、化学、食品、鉄鋼、自動車など幅広い業種で50社程度)
- X-Analysis お客様事例(https://x-analysis.jp/case/)
お役立ち情報
「ZDnet」サイトのリンクより、
- ベテランが引退、オフコンに迫る危機--レガシーシステム近代化の新しい選択肢
https://japan.zdnet.com/it-infrastructure/20legacy/ - オフコンモダナイズの新選択肢--決め手は“レガシーホワイトボックス化”
https://japan.zdnet.com/it-infrastructure/21legacy/ - DX時代、オフコンをこれからどうするか?
https://japan.zdnet.com/it-infrastructure/21offcom/