UPSメーカーのGSユアサ様、東栄電業様と合同でIBM Power Systems S914でAIX区画のシリアル接続による⾃動シャットダウン検証⾏いました。

背景・課題

過去にUPS にてIBM i 環境をシリアル接続でシステム値(QUPSDLYTIM)の設定されている時間によりシャットダウンが始まる検証確認を行いました。
今回はAIX区画のシリアル接続シャットダウン検証のリクエストに応えるべく、IGUAZU Hybrid Cloud Center(IHCC)にて検証を実施しました。

製品情報

製品名
BM Power Systems S914(9009-41A)
UPS
GS Yuasa THA シリーズ

検証内容

① 物理的にUPS(IF ケーブル)とPower 本体の専⽤シリアルケーブル(ECCF)で接続。

② UPS の管理画⾯より、「シャットダウン設定」を⾏う。

③ AIX7.2の/etc/inittabファイル内の「rc.powerfail」の設定を確認。

④ 疑似停電のため、壁電源から繋がるUPSの電源コンセントを抜く。

⑤ HMCがあれば、HMC画⾯からも確認が可能。

※ 詳細については資料をご参照ください。

所感

IBM i と同様にAIX では「rc.powerfail」コマンドが提供されていました。
停電をシステムが検知し、⾃動シャットダウン検が出来ることを確認しました。
また、rc.powerfailのパラメータ設定でUPSシャットダウン時間とは別にシャットダウン時間の設定も変更可能なことも確認できました。(資料P3を参照)
依頼者様からも安⼼して提案ができますと検証内容にご満⾜いただきました。

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