概要
オンプレとクラウドのハイブリッド・バックアップ・ソリューションの検証にてIHCC（旧 CAMSSセンター）をご利用された事例を紹介いたします。IHCCのネットワークを利用し、クラウド環境へも快適かつセキュアにアクセスできることもポイントです。
※CAMSSセンターは「IHCC（IGUAZU Hybrid Cloud Center）」に名称変更いたしました。
背景・課題
パートナー様にとって必要なポイントは大きく以下２点でした。製品は世界シェアNo.1のバックアップアプライアンスソリューション Barracuda Backup（※）をお持込になり、同社のクラウドサービスとの複製連携を検証しています。
- パフォーマンス・ヒストリーのグラフ化
収集サービスを使用して収集したヒストリカル（時系列）・パフォーマンス・データ・コレクションをグラフ形式で表示する機能。 - システム・モニタードの共存環境の検証
ディスク読み取り応答時間、ディスク書き込み応答時間、およびさまざまな新しいサーバー・メトリック（サーバーの設定値、しきい値）をモニターできる機能。
検証のポイント
1. 新商材（品揃え）としてのソリューションの検証
- 世界シェアNo.1のバックアップソリューション Barracuda Backupの稼働
- 検証を実機を使って行いたい
2. オンプレ/クラウドの共存環境の検証
- 仮想/物理マシン上のBarracuda Backupへのバックアップ検証
- Barracuda BackupからBarracuda Cloudへのデータ複製確認
- クラウド経由での管理機能の確認
※ Barracuda Backup とは
低価格なローカル/オフサイトのデータバックアップ/障害復旧の統合ソリューション。
ローカルとクラウドのストレージを組み合わせると、迅速なリストアのためのオンサイトバックアップと障害復旧のためのセキュアなオフサイトストレージという両方の利点を享受できます。
「IDC Worldwide Quarterly Purpose Built Backup Appliance（PBBA）Tracker」(2014年3月)で世界シェアNo.1にランクされたことが報告されました。
検証概要
使用したハード/ソフト
- Barracuda Backup（評価機・持ち込み）
- SMCIサーバ, VMware ESXi6, Windows2012R2, Ubuntu16.04, RHEL7
＜ポイント＞
Barracuda BackupはPCやサーバーのバックアップをオンプレおよびクラウドに保管し、クラウド上の管理画面から管理・操作を行えるソリューションです。HWごとにライセンスが必要な従来のバックアップソリューションに比べ費用メリットがあります。
検証項目
- クラウドおよびオンプレ双方に同じバックアップが取得できるか？
- クラウド上に管理画面から操作し、レストアができるか？
IHCC（旧 CAMSSセンター）のもう一つのメリット
IHCCのネットワーク設備であるCisco ASA5525のセキュアゲートウエイとColt社の広帯域・低遅延ネットワークを活用しクラウドサービスとのパックアップ複製連携検証を実施。このようなハイブリッド環境の検証も快適に行えるネットワーク環境もIHCCのメリットである。
パートナーさまの声
- オンプレとクラウドのすべての環境で機能、設定の確認を取ることができた。
- お客さまに新商材として実機の技術検証に裏付けられた提案ができる。
- 今後も関連するソリューションの実機検証を行いたい。