IBM i 更改に伴いV5R4アプリケーションをV7.2環境に移植。VPN越しにお客様環境とODBC接続検証を実施しました。
概要
IBM i V5R4 からV7R2へのマイグレーションに伴い、現在稼働しているお客様のアプリケーションをODBC接続した際に、エラーが発生しないかどうか稼働検証を行いました。
検証の結果、1,000万円を超えるプロジェクトとしてご成約されました。
※CAMSSセンターは「IHCC(IGUAZU Hybrid Cloud Center)」に名称変更いたしました。
背景・課題
IBM i V5R4の時にLotusノーツのLotusScriptでODBC接続を行い、script上でSQLを使いPower i のDBの値を取得している処理がありました。
今回のOSのバージョンアップで、当該のアプリケーションにエラーが出ないかどうか、事前に確認する必要がありました。
検証概要
使用したハード/ソフト
- Power 720 / IBM i V7R2
検証内容
- EXCEL VBAプログラムから、IBM i へのODBC接続並びにOLE接続検証
現行:IBM i V5R4とV6R1の2台のマシンとEXCEL2007とEXCEL2013間で接続
検証した環境:IBM i V7R2の1台のマシンとEXCEL2007とEXCEL2013間で接続検証 - Notesサーバーから、IBM i へのOBDC接続検証
現行:IBM i V6R1の1台のマシンとWindows2012Server、Notes8.X間でODBC接続
検証した環境:IBM i V7R2の1台のマシンとWindows2012Server、Notes8.X間でODBC接続
また、CAMSSセンターに用意されているVPNを利用しODBCを経由して遠隔(パートナーさま拠点)から接続してもパフォーマンスに問題なく、検証をスムーズに行うができました。
パートナーさまの声
- 実際の環境を準備しない限り検証できないテストだったので大変助かった。
- 検証できたおかげで安心してお客様に提案することができ、採用いただいた。
- 検証なしで導入した場合の不具合によるワークロードが大幅に削減することができた。