SDSの機能および性能評価を検証した、お客様のご利用事例です。他社専用ストレージと比較して、スループットが2倍となることを確認いただきました。
概要
お客様のストレージリプレース提案に際し、競合他社提案の専用ストレージに対し、ハードウエアに依存しないユニファイド・ストレージであるソフトウエア・デファインド。ストレージを提案しました。今回提案したNexentaStoreは、コスト優位性が高く、エンタープライズクラスにおけるストレージと比較し、低コストで同等以上のシステムを実現することが可能と言われています。
※CAMSSセンターは「IHCC(IGUAZU Hybrid Cloud Center)」に名称変更いたしました。
検証概要
使用したハード/ソフト
- X86 サーバー(Supermicro)
- NexentaStore
- X86 サーバー(お持ち込み、ESXiサーバー * )
Supermicroのx86サーバー上に、NexentaStorを導入。ESXiサーバーと10GbpsのiSCSIで接続。ESXiサーバーのデータストア(VMデータ保管領域)として使用。
ESXiサーバー上に仮想マシンを数十台導入し、ストレージのパフォーマンス試験・およ障害試験等を実施。
パフォーマンスは既存のストレージに比べて2倍以上出ていた。また障害時にも正常に動作することを確認。
* 物理サーバーのプロセッサ リソース、メモリ リソース、ストレージ リソース、ネットワーク リソースを、複数の仮想マシンに割り当てる仮想化レイヤ。コンピュータの仮想化を実現する「VMware」シリーズのソフトウェアのうち、仮想化OS(ハイパーバイザ)として提供されている「VMware ESX」の無償版。
パートナーさまの声
- 初めてのSDSの導入を検討で、導入しても問題ないか心配していたが、検証の結果、既存のストレージより2倍以上速いことが実証、障害時も正常に動作することが確認でき、安心して導入を決定することができた。
- 検証の際、IHCC(旧 CAMSSセンター)のテクニカルサポートのエンジニアのサポートも得られ、スムーズに検証をすることができた。