Easy Tierオプションの付いたStorwize V3700の性能と利便性を検証したお客様のご利用事例です。
概要
Easy Tier機能は、頻繁にアクセスされるデータを、HDDからSSDへと手操作による介入を行うことなく、自動的にしかも処理を中断せずに移動、対象となるデータをさらに高速なストレージ層に配置し、I/Oの適正化とワークロードの削減を実現します。
※CAMSSセンターは「IHCC(IGUAZU Hybrid Cloud Center)」に名称変更いたしました。
背景・課題
分析処理を担当されているお客様の担当の方から、Storwize V3700を導入するにあたり、「実際に利用する立場から、データの自動最適配置機能をチェックしたい」というご要望がパートナー様にあり、イグアスのIHCC(旧 CAMSSセンター)とお客様の拠点をインターネットVPNで接続してお客様に直接検証を行っていただきました。
検証概要
使用したハード/ソフト
- x3650M5(VMware ESXi6)
- Storwize V3700
x3650M5上にESXi(仮想化ソフト)* を導入し、Linuxの仮想マシンを作成。
Linuxの仮想マシンのディスクイメージを、V3700上に配置。そのLinux上に業務で使用するデータベースソフト「MySQL」を導入、テストデータを使用。ディスクアクセスの統計データをもとにEasy Tier機能が自動実行されパフォーマンスが向上するかテストを実施。
Easy Tierの機能は正常に働き、パフォーマンス向上を図ることができたことを確認。
* 物理サーバのプロセッサ リソース、メモリ リソース、ストレージ リソース、ネットワーク リソースを、複数の仮想マシンに割り当てる仮想化レイヤ。コンピュータの仮想化を実現する「VMware」シリーズのソフトウェアのうち、仮想化OS(ハイパーバイザ)として提供されている「VMware ESX」の無償版。
パートナーさまの声
- イグアスのエンジニアの経験に基づくデータ最適配置処理の説明が分かりやすかった。
- 使用頻度の高いデータをSSDに自動的に配置することで、分析処理のパフォーマンスの向上が見込まれることが理解できた。
- 自社内からアクセスして検証できたので、効率よく確認をすることができた。