Web Queryのパフォーマンスは約2倍になることを検証いたしました。IHCC(旧 CAMSSセンター)を利用されたお客様の事例です。
概要
IBM Db2 Web Queryは、ブラウザ・ベースのユーザ・インタフェース・テクノロジーを使い、Db2 のデータベースに保管されたデータを参照したり、そこからレポートを作成したりする機能を備えています。お客様はこの機能を使って、多くのレポートやグラフを作成していました。
※CAMSSセンターは「IHCC(IGUAZU Hybrid Cloud Center)」に名称変更いたしました。
背景・課題
現行システム Power P550 から新システム power8 S814への移行提案にあたり、お客様で稼働しているIBM Db2 Web Query V1.1.2 用のアプリケーションが、移行後のV2.1.1で問題なく稼働するかどうか検証する必要がありました。
検証概要
使用したハード/ソフト
- Power8 S814
- IBM Web Query V2.1.1
現行機よりDb2 WebQuery1.1.2環境のデータをテープに保管し、新システムへ移行を想定したマイグレーションを行います。
新システムに復元後、MIGWEBQRYコマンドを実施して、正常に移行できること。
移行したアプリケーションがパフォーマンステストでストレスなく稼働できること。
レポート作成時、一部日付項目を年月日で分割処理するとパフォーマンスが悪くなる等の問題もあったがIBMに問い合わせを行い、解決策を見出したながらご支援。
お客様提案前に問題を解決できることで、安心して提案できる状態にできることもIHCC(旧 CAMSSセンター)利用のメリットである。
パートナーさまの声
- 販売予定のPower8環境を使って事前に稼働確認でき、安心して提案できる。
- Web Query のパフォーマンスがほぼ2倍になり、提案内容に具体性が表現できた。
- 稼働テスト、パフォーマンス測定にあたりイグアス技術者の支援があり助かった。