概要
今の時代、日本にいながら海外市場にセールスをかけたり、複数の海外拠点をまたがって連携や承認が必要なことが日常となりました。しかし、国境を超えて横断する多国籍なチーム編成(取引先を含む)で進められる大小の業務フローでは、英語に限らず、数多くの言語が介在します。
Verify(ベリファイ)は、あらゆるビジネスコンテンツの多言語化について、機械翻訳に加えてAIによる翻訳品質検証と品質向上⽀援機能、及び⼈間の専⾨家への検証依頼を⼀括で提供するプラットフォームです。自社にとって最適なワークフローの設定が可能で、AIが可能にするスピードとコスト優位性と、⼈間の正確さの「いいとこ取り」をします。

事例先のお客様
約80の言語へのコンテンツ翻訳のプロセスを自動化したA社様
課題
従来は、半ば当然のように英語を共通語とし、個々の拠点ごとに自国言語に翻訳するなど、膨大な量の翻訳が日々求められました。当然、採用においても英語話者という制約が常にありました。また、翌日に返信がくれば良かった電子メール中心の時代から、今やチャット機能を備えた業務アプリケーションが急速に浸透し、毎時・毎分のレベルで指示や相談、確認や承認が発生するようになりました。
翻訳が必要な情報のスピードも量も増える中、チャットなどは電子メールほど丁寧に書かないため、メール以上にニュアンスが伝わらなかったり、意味を取り違えることが頻発しています。テクノロジーの革新により、機械翻訳もまた広く普及してきましたが、汎用的な翻訳ツールでは事後に時間をかけてチェックすべき事項が多く、却って混乱と手間を生むことにもなっていました。
解決策
機械翻訳機能を実装した業務アプリケーションによってバーチャルに繋がった多国籍なコミュニケーションを、より的確でスムーズに行うのに最適なVerifyをご導入いただきました。
Verifyは、適応性が高く、Webサイト、ドキュメント、電子メール、マーケティング資料、ユーザー生成コンテンツなど、様々なタイプのコンテンツを処理することができます。多様な業界や形式に柔軟に対応できるため、世界中のユーザーとのつながりを重視する企業にとって最適なソリューションとなっています。しかも、120以上の言語に対応しているため、従来の翻訳管理システム(TMS)による検証手法よりも、低コストで、迅速に翻訳対応とコンテンツの検証ができます。機械翻訳の品質を人間に代わってAIが判定し、AIエージェントが品質向上を支援する以外にも、Strakerが組織している10万人の人間の翻訳者に翻訳品質の検証を依頼することが可能です。

成果
Verifyのテクノロジーを使ってプロセスの自動化を図り、コンテンツ翻訳のプロセスを自動で行っています。日々のコミュニケーションに加えて、テキスト資料や動画の翻訳でお役立ていただいています。
翻訳のスピードアップやコストダウンになるだけでなく、国境を超えた価値観やビジョンの理解・浸透により、ひいては一体感の醸成や競争力の強化にも繋がっていると言えます。
まとめ
昨今、多くの汎用型翻訳AIが存在していますが、VerifyのようなエンタープライズレベルのAIソリューションの場合、従業員などが日常的に使っている環境において、シンプルで使いやすいツールを提供することが求められます。さらには、全世界で活躍する企業として、最高レベルのセキュリティとテクロジーの要件をクリアし、ISOのスタンダードを満たさなければならないなど、実現するまでに非常に多くの時間がかかります。
ですが、Strakerは早くから機械翻訳システムの開発に着手し、AIの黎明期から企業の資料翻訳に特化した小規模言語モデルの開発を続けてきた知見と、世界各国の金融機関の信頼を得ている高いセキュリティや10万人規模の人的な品質検証などの実績・体制があります。是非一度ご相談いただければ幸いです。
AIVerifyStraker Japan株式会社 |
記事提供元
https://www.straker.ai/jp
