概要

昨今の市場スピードから、自社だけでなく部分的な業務委託が当たり前な中、社会問題となった他社で発生した業務委託先端末のマルウェア感染による情報漏えい事件を受け、委託先社員の持込端末のエンドポイントセキュリティ強化を実施した導入事例をご紹介します。

事例先のお客様

企業名:某製造業様
導入台数:約1,000台

課題

日々全国の拠点で業務委託先の端末が持ち込まれる中で、委託先は複数企業あり各企業でセキュリティツールは導入済み。
資本関係もないことから導入済ツールの入替等指示することもできない中で、各委託先のセキュリティツールにアドオン可能でかつ持込時には端末が正しいセキュリティ状態であることを把握、必要に応じて対策の上持込をするルールを徹底する必要がありました。

解決策

Systemwalker Desktop Naviを他社のエンドポイントセキュリティツールにアドオンで導入し、持込時にウイルス対策ソフトウェアの導入およびパターンファイルの最新化状況の診断、対応が必要な場合には利用者に対応を行う旨の指示を定型化し、持込時の運用ルールの徹底を実施しました。

成果

委託先企業によってウイルス対策ソフトウェアが異なる中で、各拠点へ持込時の均一なセキュリティチェックと対応指示の定型化を実現し、また全委託先企業の持込端末の対応状況を情シスが一元的に把握し、マルウェア感染を予防するルールの徹底、遵守状況の把握を実現しました。

Fujitsu Software Systemwalker Desktop Navi

まとめ

業務委託先の端末のセキュリティ対策は、委託先自身が独自にセキュリティツールを導入していることが多く、委託元としてはその中で自社のルールに従いセキュリティチェックを行う仕組みが必要です。
そんな中で、Systemwalker Desktop Naviは他社セキュリティツールと共存可能な上、端末のセキュリティ状態の診断/可視化/一元把握可能な最適なソリューションです。

ご検討いただける際は、下記のサイトよりお問い合わせください。

Fujitsu Software Systemwalker Desktop Navi 統合運用管理Fujitsu Software Systemwalker Desktop Navi富士通株式会社
記事提供元
富士通株式会社
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