概要

ヤマトインターナショナル株式会社は2013年9月、事業戦略・事業推進・業務検証の強化を目的に「事業支援プロジェクト」を立ち上げました。社内の「運営」「仕組み」「システム」の改善・改革を推進し、持続的な成長を支える基盤の整備を行う同プロジェクトでは、多岐にわたる内容が議論されたが、テーマの一つに「BI ツールの導入」がありました。

事例先のお客様

企業名:ヤマトインターナショナル株式会社様
カジュアルウェアの企画から販売までを一貫して手がける東証一部上場の大手アパレルメーカー。ワニのマークで広く知られる基幹ブランド「クロコダイル」をはじめ合計8ブランドを取り扱い、GMS(general merchandise store:総合スーパー)やショッピングモールの直営店、自社運営のECサイトなどを通じてビジネスを展開しています。

課題

社内環境の改善の推進活動の中で、ペーパーレス化による「紙からデータへ」という機運が高まっていました。営業の現場からはその場で営業実績など必要に応じたデータを外出先からも閲覧したいという要望が寄せられていましたが、実際データを確認するには本社へ電話するという手段しかなく、簡単な入力や承認作業も社内でしかできないという非効率さが課題でした。

解決策

いつでもどこでもデータを閲覧できるBIツール「WebReport 2.0 Smart」の導入を決め、必要な情報を一画面で網羅し、専用クライアントアプリを使わずに分析結果を容易にオフィスアプリとの連携を実現することができました。

成果

「これまで培ってきた経験の数値化・文字化が可能となり、データに基づいた詳細な商品企画ができる環境になりました。例えば定番商品の店頭在庫充足率を定点観測することで、需要予測の精度が上がり、より的確な発注・在庫コントロールが可能になりました。
それにより販売機会ロスが減って売上アップに貢献しています。」とお客様よりお言葉をいただいております。

PCブラウザでマイナス店舗の原因把握→商品陳列方法の改善指示

結論

WebReportの稼働後、全国約900店舗にタブレットデバイスを導入した結果、印刷コストは従来と比べ大幅削減され、紙の帳票管理からデータ管理へと社員の意識が変わりました。
また、システム部は作業負担軽減、営業部門は検証のスピードアップを実現することができました。

WebReport 2.0 Smart BI・アナリティクスWebReport 2.0 SmartJBアドバンスト・テクノロジー株式会社
記事提供元
JBアドバンスト・テクノロジー株式会社
https://www.jbat.co.jp